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人間関係における外交政策

 

先日、母の誕生日だった。

 

我が家は一人ひとりが自立しているが

こういうお祝い事は欠かさない。

 

しっかりとプレゼントを選び、贈りあうのが長年の習慣だ。

 

1か月前くらいから何が欲しいかを探り合い、

時には特定のものをリクエストしたり、時には想像してサプライズしたりする。

 

それが家族円満の秘訣なのかもしれない。

 

兄が数年前に結婚して、我が家に初めてのお嫁さんがきた。

 

去年はちゃんとお嫁さんからプレゼントもお祝いの言葉もあったが、

今年は今のところない。

 

兄とは妹がLINEで連絡を取り合っているので、

忘れているということはない。

 

母は、お嫁さんから連絡がないことをもやもやと感じているようだ。

 

母は、義母に一度もプレゼントも電話も欠かしたことはないのだ。

 

我が家のポリシーとして、

お金や形で解決できることを怠ってはいけない、というのがある。

 

気持ちを行動にするのはたやすいことではないことが多い。

自分たちの生活を犠牲にして、他人に尽くすことはそうそうできない。

 

だから、できる範囲の金額や物で気持ちを示せることならば、

めんどくさがらずに気持ちを示せ、というのが教えだ。

 

それがいつか自分や自分の大切な人に返ってくるし、

一見お金で解決しているように見えるが、誰にでもできることを

ずっと続けていくことが、当たり前なようで、全員ができるわけではないことを

よーく知っている。

 

LINEの返信だってそうだ。

返す人は、すぐ返す。ためない、待たせない。

でも返さない人は、どんなに時間があっても返さない、待たせる。

 

それが人の性質というもので、なかなか変わらない。

 

そういう意味では、こういう教えを幼いころから教えてもらった

親には本当に感謝している。

人間関係における外交政策とは、基礎のことであり、大切なことなのだ。