好きです、札幌。

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久しぶりの再会

 

今日は久しぶりに中学の時の同級生2人とあった。

1人はちょくちょく会うことがあったが、もう一人は10年ぶりくらいの再会だ。

 

中学の時はよく3人でつるんで、フライドポテトを食べたりしていた。

 

久しぶりの再会だったが、当時と何も変わらない雰囲気に

安心を覚える。

 

ぎこちなさもなく、話すことがたくさんあって、

あっという間に時間が過ぎる。

 

3人とも結婚も出産もせず独身で、

しかも二人とも失業中だ。

(コロナのせいではなく、自己都合による退職だ)

 

だからといって、二人とも悲観的ではなく、

不安は抱えながらも、それでもマイペースに人生を歩んでいる、という印象を受けた。

 

私も仕事はあるが、正直この先の保証は全くない。

 

なんだか、32歳の私たちを客観的に見ると、

きっとそういう時期なのだろうと思う。

 

人生、先進と後退の繰り返し。

三歩進んで二歩下がる、というのは実に上手に表現するな、と感心できるくらい

その通りだと実感できる年齢になった。

 

安定を求めたり、刺激を求めたり、

若いうちは、その一つ一つに感傷的になったりもしたが、

この歳になると、全ては「過程」なのだ、ということがわかるようになった。

 

相対性理論と一緒だ。

一度経験すると、比較するものができるから、

傷も感じにくい、治りやすい。

 

私達はきっと過渡期にいる。

20代で培ってきたことを選択肢に変えて、選べる年齢になっている。

 

仕事も、結婚も、出産も。

 

その選択の積み重ねが未来を作る。

 

その流れをやっと一周経験した時期なのだと思う。

 

その過渡期は40代にも50代にもやってきて、

私たちはいつでもやり直しができるのだと思う。

 

だから最近は歳を重ねることが怖くない。

 

全ては1ピースにしかならない。

人生を決定づけるものなんて何もない。

 

高校生の頃は、大学を選ぶのも、将来の就職先も、

全てが決定打に思えたから、選ぶことが怖かった。

 

今はそんなことない、って実体験を元に理解できる。

 

大人になったということなのだろうか。

 

何だか今日は心がほっこりする1日だ。

気分が良い。

 

たまには古い友人に会うのも悪くない。