素直になれない大人たち
昨日は何ヶ月ぶりだろうか、
職場の同僚たちとご飯を食べた。
昇進祝いだ。
その時、話に出たこと。
結婚するとかしないとか、
子供を産むとか産まないとかはおいておいて、
とにかく年を重ねたときに、寂しくならないようにしようという話だ。
(ほぼ全員が独身女性だった)
寂しくなるというのは、物理的にひとりということではない。
愛された記憶や愛した記憶、大切な人がいたり、
居心地の良い場所があったり、精神的に満たされているという状態が必要。
それには、やっぱり素直にならなくてはいけないときがある。
例えば、おいしいものを食べたら「おいしい」と笑顔が何も考えずに出てくる。
誰かに何かをとってもらったら「ありがとう」と何も考えずに出てくる。
反応力ってとても大切だと年々気づく。
もう人の本心を探ったり、駆け引きをすることに
どんどん疲れていく。
だからこの人となら一緒に入れるなという人は、
大体素直で純粋な人だ。
言っていること=本心な人だ。
そういう習慣を若いときに身につけないと、
大人になってからはますます大変になる。
勢いで色々なことができなくなるのだ。
素直になれない大人たち、素直になるタイミングは来るのだろうか。