楽しいと楽しむは違うよ
最近、30代になってから感じること。
人生を楽しもうとしている自分がいる。
今まで生まれてからつまらないなんて思ったことない。
もちろん退屈なんて日もたくさんあるけど、
その記憶をかき消すくらい強烈に刺激的な、楽しい日がある。
だから今までの人生、総じて楽しかったと思う。
ただ、その楽しいは、そんなに前のめりで掴み取ったものじゃない気がする。
周りにいる人たちだったり、環境だったり、
自分の意思や努力は関係なく、楽しいことがあったりすることの方が多かったのかもしれない。
30代になって、大人になって思うことは、
人生の中で無駄なことが段々削がれている感じがする。
人脈だって広く浅くよりも深く狭くを望むようになったり、
新しいものを無闇矢鱈になんでも触りたいというよりは、
知っているものの良さをさらに深めたい、というような感覚がつよい。
そんな自分の「コンフォートゾーン」が確立されればされるほど、
刺激からは遠い生活ができていく。
だからこそ我々大人には、より、「楽しむ」という姿勢が必要な気がする。
自ら前のめりに、何かをしっかり自分のものにするように噛み締めるように
「楽しむ」のだ。
最近はこの概念を理解し始めたので、
昔みたいになんでも「めんどくさい」とは思わなくなった。
若い頃は気だるくてめんどくさくて、別に今じゃなくてもいいっていう気持ちが強かった。
でも今は、そのチャンスや機会の尊さを理解しているからこそ、
「よし、やろう」とフットワークが軽くなっていく気がする。
だから、結論としては、楽しいと楽しむっていうのは違うことだと理解すると、
人生もっと楽しめるのかもしれない。