好きです、札幌。

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してあげたいこととしてほしいこと

 

男女の関係において、歪みが生じる大きな原因の一つに

互いのしてあげたいこととしてほしいことのずれ、があげられると思う。

 

これは、男女の性質の違いも関係してくる話だとは思うが、

やはり性格の違いだったり、価値観の違いで、

違いの求めることがズレることはあるあるだと思う。

 

例えば、

私の彼は、とても私を喜ばせようとあれこれしてくれる。

料理を作ってくれたり、アイスを買って冷蔵庫に忍ばせておいてくれたり。

 

でも、私からすると、それも嬉しいけれども、

正直、もっと違うことを求めていたりする。

 

料理は自分でできるけど、彼にしかできないことをもっと求めたい。

 

私は、これをどこまで相手に求めていいものなのか?の塩梅が

最近よくわからない。

 

人間誰しも一長一短があって、

この彼の優しさは間違いなく「良いところ」なのだ。

誰にでもできることではあるが、

誰にでもできることをちゃんとやれる人はあまり多くない。

 

でも、私は彼の一長よりも一短の方に注目をしてしまっている。

 

これは良くない傾向だとは知っている。

でも、どこまで自分の中で折り合いを見つけて、どこまで求めればいいのか。

 

彼の良さを残そうと思ったら、自分の良さが薄れてしまう気もしている。

 

こういうのは「こうすべき」という結論をつけるものではなくて、

うまく協調していく問題なような気もしている。

 

ある意味時間が解決することがある。

人間同士、100%のマッチはない、という前提の話で。

 

でもこのチリツモな感じの違和感がいつか完全に消化される時がくるのか、

それかゴミ爆弾みたいになって爆発してしまう時がくるのか。

 

それがわからなくて、若干の不安と怖さを感じているところかもしれない。

 

これを彼に話すと、きっと考えすぎだよ、と言われる気がする。

そんな楽観的な部分が好きになったところなのに、

そこがズレの原因にもなっているという、

なんとも難しいジレンマ。

 

この年になってもわからないことだらけだ。