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本質的な自信

 

今お付き合いしている彼の前では、

すっぴんにもなれるし、裸にもすぐなれる。

 

もちろん、すっぴんよりも化粧している自分の方がきれいだし、

裸だってコンプレックスだらけで、自慢できるものではないのも知っている。

 

でも、彼の前では、付き合った当初の恥ずかしさはあったが、今となっては、絶対に見せたくない!見ないで!という気持ちは皆無に近い。

 

世の中の女子の話を聞くと、

すっぴんを絶対見せない人もいるし、

セックスの時も絶対に電気をつけないでするという人もいる、というのを聞く。

 

私も同じようにコンプレックスがあり、

誰にでも見せられないのは大前提で、

でも、そこまでにならないのはなぜだろう、と考えてみた。

 

きっと、外見に対する表面的な自信よりも

自分の内面に対しての本質的な自信が優っているのだろう、と考える。

 

仮に彼が私のすっぴんや裸を見て、

「うわぁ」とか「もっとこうだったらいいのにな」と思っているような人ならば、

私の方から離れたいと思うのだろう。

 

英語表現である「deserve」という価値観が日本ではあまり一般的ではないのかもしれない。

 

彼は私と付き合うのに値するのか?

その逆も然りで、自分は彼と付き合うのに値するのか? 

 

この考え方がもっと浸透すれば

健全な自尊心をもった付き合い方ができる男女が増えるのかもしれないな、とふと考えた。