自分の顔
昨日彼と出かけて、
そこで撮った彼との写真に映る自分の顔が
とても好きだと思った。
昔は目を大きくしたいと思ってたが、
この細くて笑うと無くなる目に
今では愛着を感じている。
目尻にできる笑い皺は、
自分の優しさを表している様で
気に入っている。
若い頃は、写真を撮る時、出来るだけ目を開こう目を開こうとしていて顔が引き攣っていた。
だからしゃしんが嫌いだった。
ほんとに自分が映る若い時の写真があまりない。
今は写真を撮る時できるだけ、目をくしゃっと
とことん細くなる様にしている。
そっちの方が私らしいのだ。
顔はきっとそんなに変わっていなくとも、
自分の考えが変わっていくから
表情がかわっていく。
自分をどんどん好きになれる、というのは、
好きな人がいるのと同じくらい
幸せを感じさせてくれるのだ。