好きです、札幌。

札幌を紹介するためのブログではありません・・・。

不親切なバス

 

一番この世で乗りづらい乗り物がバスだと思っている。

 

今までずっと、地下鉄駅から徒歩10分以内のところにしか住んだことがなかった。

どこに行くにも、地下鉄で大体行けた。

路線バスというものを日常であまり活用したことがなかった。

 

バスに乗るのは、決まって旅行先や留学先だった。

 

それが、最近今の彼と暮らし始めてから、一番アクセスがよい乗り物がバスになった。

 

ほぼ毎日路線バスを乗っている。

 

大きな変化だ。

 

しかし、バスというのは、知れば知るほど不親切な乗り物だと感じる。

 

今でこそICカードがあるから便利なものの、

地域によって、前払いなのか後払いなのかが変わったり、

運賃もわかりずらかったり、路線図や時刻表も検索がかなり難しかったりする。

 

スマホを使いこなす私は、なんとか活用できるが、

私の学生時代、スマホがなかったころは、情報をどこで集めていいのかわからなくて、

バスに乗るたびに「この乗り方で合っているのか?」と緊張した。

 

バスに乗ったときは、整理券を引くか、ICカードをもっている人は

タッチをする、というバスに乗る人にとっては常識がある。

でも、普段バスに乗り慣れていないひとは、バスのドアが開いた瞬間、

その通過儀礼みたいなものを瞬時に理解して、行動に移さなくてはいけない。

 

バスの運転手さんに威圧的に指摘を受けているお客様を何度も見たことがある。

「乗るときにICカードをタッチしてください」

「おつりはでないので、先に両替してください」

 

どうしてバス運転手さんて愛想がない人が多いのだろう?

たまにとってもよいサービスをしてくれる人ももちろんいるが

本当にまれだ。

 

こんな風に感じるのは私だけだろうか?

 

もっとフレンドリーになってほしい。

バスが市民の人々の足になるには、まずはバス会社のほうから歩み寄り、

もっと広報活動が必要なのでは?と思う。

 

不親切なバスが一つでも減って、

観光客の人にも積極的に活用して、札幌の端々に人流がうまれるといい。