初めての経験かも
昨日はブログの更新をしなきゃしなきゃと夜まで思っていたのに、そこから一気に飛んでしまった。
私の扁桃炎は、二日間薬を飲み続けたことで
すっかりよくなった。
ところで、病院で起きた出来事で、
ずっと引っかかっていることがある。
ネットで近くの内科を探して
たまたま見つけた病院だったのだが、
偶然、私の苗字と、その病院の名前(おそらく院長先生の苗字)が同じだった。
私はとにかく体が辛くて、そんなこと気にも留めてなかったが、先生はそこがとても気になったようで、
まず第一声が、「旦那の苗字が〇〇なのかい?」と聞いてきた。
私はその質問の意味がわからなくてキョトンとしてしまった。
なぜ苗字が気になるのか、
なぜ旦那がいる前提で聞いてくるのか。
あ、これが世の中でいう偏見なのか、と その時初めて体験した気がした。
32歳、いわゆる結婚適齢期をとっくに過ぎてもまだ独身の私。
そういうことを聞かれる年齢なのかと、実感。
私は今まで女性の職場にしかいたことがないので、男性からのそういう偏見に触れるのは初めてのことだった。
その先生に対して怒りとかはわかない。
きっとこの閉鎖された環境で
誰にも指摘を受けずに生きてきてしまった人なのだろうと。
そういう人は多いと思うし。
ただ、あまりにも「世の中の偏見」に触れたことが衝撃的で、混乱した。
今選挙で、夫婦別姓などが議論に上がっているが、この機会でさらに女性にとってもっと選択肢を増やす必要があると強く思った。
私は傷つくまでのことはなかったが、
こんなことで傷つく他の女性がいないことを願う。
鈍感で無神経は、すごい凶器になることに、
気づいて欲しい。