好きです、札幌。

札幌を紹介するためのブログではありません・・・。

言われて思い出したこと

 

今日、彼に言われて、思い出したことがある。

 

毎朝、それぞれのスマホで同じ時間に目覚ましをかけている。

 

彼も私も、そんなに朝には強くない。

私はいつも1回目のアラームで意識を起こし、2回目のアラームで体を起こす。

 

そして、彼をトントンして起こす。

というのがここ3か月のルーティーンになっている。

 

私は自分では気づいてなかったが、

彼をとんとんを起こすとき、とても小さい声で呼びかけているらしい。

 

今日、ふと彼に、「どうしてそんなに優しく起こすの?」と聞かれ、

昔のことをふっと思い出した。

 

うちの家族は、ずっとマンションに住んでいた。

割と叫べが声が届く距離感で生きてきたからか、

特に母親は、子供の名前を叫ぶことがおおかった。

 

ごはんができたとか、物を取りに来いとか、

ちょっと15歩くらい歩けばいるのに、

必ず大声で叫ぶ。

 

私は子供の時からそれがとても嫌だった。

なんで?と聞かれたら、理由はわからないのだけど。

今でも女の人の叫ぶような大きい声や金切り声を聞くと

とても不快感を感じてしまう。

 

これが生理的に受け付けない、という現象なのだろうか。

 

とにかく、母親のそれも嫌だった。。

起こすときも必ず大声で呼ぶ。

大体、私はいつも自分で目覚ましをかけて起きるのに、

母親は私が起きる予定の10分前くらいに必ず起こしてくる。

 

大声で呼ばれて起こされると、朝がマイナスの不快感からスタートして、

ご機嫌に一日を始められることができなかった。

 

もしかしたらその反面教師なのかもしれない。

今でも人に話しかけるときも、結構小さめの声で

徐々にトーンをあげる癖があるかもしれない。

 

言われてふと気づくことってたまにある。

自分ではそれが当たり前だから、自分だけのパーソナルな事情があることを、

ついつい忘れがちだ。

 

こうやってひも解くと、私は時間をかけて作られてきたことが実感できるな。