好きです、札幌。

札幌を紹介するためのブログではありません・・・。

オリンピックなのかコロナなのか

 

私は、札幌の街中、ど真ん中の服屋さんで働いている。

ターゲットは主にミセスの女性だ。

 

コロナが始まってから、「客数」というものを通して

その影響をずっと肌で感じてきた。

 

感染者数増加のニュースが増えれば、

わかりやすく街から人がいなくなり、

ワクチンなど希望を持てるニュースが聞こえてくると、

少し人出が増え、比例して売り上げも上がったりしてきた。

 

この1年半を振り返ると、

何度も一喜一憂してきたと思う。

 

自分の生活や仕事が脅かされると、

夜眠れなくなったり、なんのために働いているのだろう?と仕事が憂鬱になったりもした。

 

あぁやっとコロナが終わるんだな、と希望を感じると、

コロナ終息後の生活について考えてワクワクしたりもした。

 

そして、今。

札幌の大通は、オリンピックのマラソンに向けて

交通規制や会場整備など、着々と準備が勧められており、

準備が進むにつれて、なんだかものものしい雰囲気が漂っている。

街中には、ステイホームで応援を、という赤いメッセージのポスターが

たくさん貼られている。

 

4連休が終わってからというのもの、お店の暇さは、過去最高ではないのか?と思うくらい

人がいない。

 

コロナの感染者数が増えているからなのか、

オリンピックで大通というエリアを避けているからなのか、

北海道にしては異例の猛暑のせいなのか、

 

もはや何が理由なのか、

人々が何を考えているのか、全くわからなくなってしまった。

 

コロナが始まって以来、一番心が沈んでいる。

 

ワクチンの接種券が届いた。

札幌市の予約開始日は未定になっている。

毎日、外は快晴の青空だが、心はずっと曇っている。