痛みに耐えて耐えて
今日は、15年ぶりくらいに歯医者に行ってきた。
本当に恥ずかしいのだが、我が家は病院嫌い家系で、
誰も病院を好んで利用しない。
ちょっと痛い辛いくらいでは絶対に病院に行かないのだ。
この15年、絶対に虫歯がある自覚はあったが、
特に痛いわけではないので、放置していた。
ただ、やはり30代に突入し、自分に豊かな老後を考えると、
ここら辺でしっかりメンテナンスをしないとな、と周りの諸先輩がたを見ていて
考える機会をたくさんいただいた。
昨日、銀歯が取れるというアクシデントが発生したので、
このチャンスを逃してたまるか、とその場で前から気になっていた歯医者に電話。
たまたま今日の仕事前に行ける予約枠が空いていたので、
なんとか今日の来院に漕ぎ着けた。
ここまでの道のりは長かった。
思えば、小学生時代、活発に歯医者を利用していた頃。
歯医者が怖くて怖くてたまらなかった。
痛い、怖い、辛い。
それ以来、歯医者=地獄、のような方程式が出来上がってしまい、
歯医者を避けて通る人生を送ってしまった。
気づけば最近痛いことが多い。
脱毛も痛くて痛くて辛い。
どうして痛いのがこんなに嫌なのに、自ら好んで痛いことを選んでいるのだろうか、と
歯医者の診察台の上で、俯瞰してしまった。
本当に人生痛いことが多い。