恋は盲目と言われるけれども
最近、親から呆れたように「恋は盲目だからねぇ~」と言われる。
妹からも言われる。
どうやら二人には私が恋愛で頭が狂い、恋愛に振り回されているように見えているらしい。
それを言われて、私も考えた。
もしかして本当にそうなのか?と。
私の目は恋の病で盲目になってしまっているのだろうか?と。
結論から言うと、違うと思った。
本当に盲目だったら悩んでいないし、考えていないと思う。
こんなに好きな人がいて毎日ハッピーで過ごせていると思う。
私は、きっと、意外に冷静だ。
ひとつひとつ割と考えて選択している。
ただし、それが理性的すぎていろいろな障害になっている気もしている。
親や妹から言われて気づいた。
彼女たちから見て私が盲目に見えるのは、
きっと人を愛したときの表現方法が違うからなのでは?と思う。
これは私の一つの特性であり、欠点ではない。
私は人を愛したら、すべての表情、言動、行動、所作でその人に愛を伝えることを
大切にしている。私は伝えたいのだ。
どれだけ私があなたを大切にしているよ、と。
母に言わせればこれは支配欲らしい。それも一つ正解なのかもしれない。
彼女たちはきっと違う。
彼女たちは恋愛において駆け引きするタイプなのだ。
主導権を握るために。
簡単に言うと、SかMだし、
簡単に言うと、与える側なのか与えられる側なのか、
簡単に言うと、愛する側と愛される側なのだ。
人には与えられる能力が違う。
私はきっとこれでいいのだ、と最近は思う。