好きです、札幌。

札幌を紹介するためのブログではありません・・・。

価値観と価値観のぶつかりあい

 

この3日間、死ぬほど泣いた。

生理前ということもあったかもしれないが、頑張らなくても

自然と涙が出てしまった。

 

彼もたくさん泣いていた。

ただでさえ細い目が、まぶたがぼっこり腫れて

サザエさんに出てきそうな顔になっていた。

 

結局のところ、私たちは別れられなかった。

 

別れに至るほど、憎みあってもいないし、ぶつかってもいない。

目の前にある危険を察知して、本能的に回避しようとしていたのかもしれない。

 

彼は結婚をまだしたくない。

私は結婚したい。

 

このくり返しで。

 

でも、結婚したかったもともとの理由は、

ただ彼とずっと一緒にいたかったから。

 

それができないから別れる、というのは頭で理解できても、

心では全然理解できていなかったということだ。

 

もうすこし泥沼にはまらないと別れられないなら、

思いっきり沼にはまってみようではないか、と思った。

 

不倫しているわけでもない。誰に迷惑をかけているわけでもない。

もしかしたら3年後、時間を無駄にしたと後悔する日が来るかもしれないけど、

それでも今、目の前にいる好きな人を手放したくない、というのは

だめなことなのだろうか。

 

浮気もしない(将来するかも)、借金もしない、ギャンブルもしない、

ただ、決断力と勇気がない人なのだ。

そんな人を好きになったのは、私で、

急に今になって彼の欠点を責めるのはやっぱりフェアではないと感じてしまった。

 

恋愛にフェアさは必要ないのかもしれないが。

 

私にも何が正しいのかはわからないが、

彼を手放したくない、と思ったことだけは事実なのだ。

 

あまり人に言うと呆れられてしまう話かもしれない。

でも事実なのだ。

 

困ったものだ。