無意識の意識
今の彼と、お別れすることを徐々に心の中で決めている。
大好きだけど、愛しているけど、未来がない。
私との未来を真剣に考えるほどの愛は彼にない。
これが理由だ。
もう一度話して、状況が変わらなければ、
決断しなくてはならない。
そのための心の準備を今している。
彼がいなくても毎日が楽しくなるように。
彼がいなくても喜びを感じられるように。
そう思えば思うほど、彼のことを考えてしまっているようで、
夢にまで彼が出てきた。
夢の中で彼と喧嘩していた。
無意識の意識ほど怖いものはない。
どうか脳みその中からポンと彼への気持ちだけ消せてしまえたらいいのに。
大好きだったし、別れたくない。
けど、私はどうやらいつの間にか自分で自分の価値を下げるような女になってしまっていたらしい。
私にはもっとふさわさしい人がいるんだ、と最近はちょっと思える。
これを考えてから心の中が完全に晴れることなどない。
いつもどんより曇り空。
だけど、自分の人生を豊かにするのは自分だから、
自分でハッピーに生きなきゃいけない。
がんばれ、自分、とエールを送る。