観光客のいない札幌
コロナが始まって1年が過ぎた。
札幌からは観光客の姿がいなくなってしまった。
今時期、雪まつりがあったりで、街はにぎわっているのに、
今年は閑散としている。
夜のすすきのなんて、人とぶつかりそうになるくらい
歩いている人であふれていたが、
今はその姿もない。
ちらほらと人がいるだけだ。
これからの飲食店は、観光客向けのパフォーマンス重視のメニュー設定ではなく、
地元民むけの実力ある味・サービスが求められていく。
ある意味、札幌の豊かな飲食文化が発展するチャンスでもあるのかもしれない。
美味しい店は生き残り、見せかけだけのお店は淘汰されていく。
厳しい時代の始まりかもしれない。
札幌は今変化の時代を通過している。
古いビルがどんどん建て壊され、新しいビルが建設される。
ここ数年寂しい状況が続くと思うが、
3~4年後、新しくなった札幌がどうなるのか、
札幌人としては楽しみでもある。